ケトーシスに至るまで

糖質を制限し続けるとやってくるケトーシスですが、これは、良い事なのか悪いものなのかいまいちよくわからない部分もあります。

Wikipediaには、ケトーシスは、”糖質や脂質の代謝障害によって体内のケトン体が以上に増量した状態”のように書かれているので、まるで、悪い事のように書かれています。確かに、ケトーシスとは、ケトン体が正常範囲を超えて存在している状態のこと。

とりあえず、すぐに答えを求めず、ケトーシスがどんなものなのか掘り下げてみます。

これが、起こる原因は、糖質が不足しているからですが、じゃあ、糖質が不足しているという事は、どんな状況が考えられるかと言えば、断食や絶食、糖質の極端な制限などが挙げられます。

まず、糖質の供給がストップすると、体内に蓄えられているグリコーゲンを分解してブドウ糖を取り出します。このグリコーゲンは、肝臓と筋肉に蓄えられているそうです。

まずは、グリコーゲンを分解してグルコース(ブドウ糖)に変換して、エネルギー源とする事が出来ますが、グリコーゲンは、1日足らずで底をつくそうです。緊急用の一時しのぎエネルギーのような存在に思えますね。

このように、グリコーゲンからグルコースを取り出す働きが糖新生。

更に、体内の糖質が減ったままの状態が続くと、肝臓のグリコーゲンが空っぽになったので、次に使われるのがタンパク質。これが、グルコースになるそうです。

糖質制限を続けていて、筋肉を使っている割に落ちてきたという実感があるなら、おそらくは、この段階の糖新生。筋肉が分解されてグルコースが使われている状態。

そうして糖新生が続くと、今度は、中性脂肪が分解されるようになります。その過程でケトン体が作られて、脳のエネルギー源として使われるそうですが、こうなると、体脂肪の分解と燃焼が行われやすい状態となるそうです。

いわゆるこれが、ケトーシスというものですが、簡単に考えるなら、体内のメインエネルギー源である糖質(ブドウ糖)がどうにもこうにも不足すると、脳は、エネルギー源をブドウ糖からケトン体に切り替えている状態と言えます。